血統勉強「アウトブリード」ってなに?
前回、勉強して記載したクロス血統ですが、別の呼び方、言い方では「インブリード」と呼ぶそうです。
バイトを探しちゃいそうな響きですね。
このインブリード(クロス)に対義するのが「アウトブリード」になります。
アウトブリードは父方にも母方にも同じ血を受けた祖先が五代血統で全くいない配合になります。
こちらの方が安定的に虚弱の子が生まれにくく、気性も体質も安定した子が生まれる様で、競走馬として長く活躍することが出来る事からも、リスクを犯すインブリード配合が必ずしも良いとは言えない様です。
リスクを取り、天才肌の仔が生まれて活躍を期待するか、リスク回避し丈夫で長く活躍して貰らえる仔を期待するかで配合が決まってくるのかも知れません。
私は単純にサンデーサイレンスの血を引いた最高結晶のサラブレッドとしか把握していませんでしたが、ディープインパクトはまさにアウトブリード血統の代表例であり、五代血統にクロスは生じていませんでした。
あの小さな馬体でも実績を残せたのは身体が丈夫だったからなのでしょうか。
逸話でもディープインパクトは賢いと良く言われていましたよね。蹄はあまり丈夫では無かったとテレビの特集で見ましたが、、
有馬記念でハーツクライに負けたときはかなり調子を落としていたようですが、それでも2着でした。
ちなみに私の一口出資馬「グランツベリー」も調べて見たらアウトブリードでした。
下部に「クロス無し」の記載があります。
話はそれますがクロスの例で奇跡の4×3よりも濃い血統で成功した例を上げます。
あの凱旋門賞を連覇している「エネイブル」です。
エネイブルはサドラーズウェルズ3×2の決量で37.5%。先程の4×3のベスト配合18.75%の倍の決量で成功した配合になります。
リスクは高くても成功した時の爆発力はあるのですね。こればかりは誰にも予測は不可能な事でしょう。
先程のアウトブリードの代表格であるディープインパクトも、もう少しすればその3世代以降による配合で、ディープインパクト名義で4×3のクロス配合した競走馬が生まれて来ると思うとワクワクしますね。
一口馬主になり、調べてみないと分からない事が沢山ありました。
今回の血統の話はネット掲載された記事の受け売りばかりですが、ホントに貴重な情報を有り難う御座います。
感謝、感謝です。
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