パンサラッサの勝利

パンサラッサがサウジカップを勝利。

矢作先生はブレ無い信念で世界に挑み続け、結果を出して来ているのが素晴らしいと思います。

広尾レーシングのような、一口馬主で2000口のサラブレッドにもそんなチャンスが有るのだと思うと夢は膨らみますね。

パンサラッサはミスペンバリーにロードカナロアを種付けした配合ですが、ここまで9頭の産駒の中で活躍したのはこのロードカナロアぐらいです。

同産駒のディメンシオンはミスペンバリーにディープインパクトを配合。5勝までしオープン入りは出来ましたが、重賞の勝利は有りません。

何故、ここまで海外で活躍する競走馬になれたのか？やはり厩舎の手腕が相当なウエイトを占めていると思います。

競走馬の適正を見抜く矢作先生のセンスも凄いと思いますが、ちゃんと日本人ジョッキーを現地に連れて行き騎乗させている事もポイントになっているのでしょう。

確かに海外の競馬場に慣れた外国人ジョッキーを使うという選択肢は悪くは無いのですが、今まで乗り続けてきたジョッキーであれば馬の力や癖を把握している筈です。

特にレースで逃げるとなればジョッキーと競走馬間のコンタクトは勝利する上ではかなり重要でしょう。

とにかく週末は広尾の勝負服がとても格好良く見えました。

その影響でミスペンバリー'21は日曜日で万口になりましたね。気持ちは分かります。

私は買いませんが…、持論ですが一頭の繁殖牝馬からあそこまで活躍する馬を一頭でも輩出したら、二頭目は無い！と思っているからです。

仮に全く同じロードカナロアをミスペンバリーに付けたとしてもコピーの様に活躍する仔は生まれて来ないと思います。

ならば、まだ仔が一頭も活躍していない繁殖牝馬から出資した方が化ける可能性は高い様な気がするのです。

あくまでも感覚で言っているので信憑性は特になく、統計を取っている分けでも有りません。

パンサラッサの出資者の皆様「サウジカップ優勝、おめでとう御座います」、出資していなくても同じクラブの馬が活躍するのは嬉しいものですね。