初の勝ち上がり!ドラマティック過ぎ!?

「グランツベリー」のJRA未勝利戦の挑戦が終わりました。


結果はなんと1位入選!初勝利です!!

※hozhozさんのXより写真掲載の許可を頂いております。


昨年8月のデビュー戦から11戦を戦い2着3回、3着1回、4着4回、掲示板を外したのが3回。


掲示板を外したのはデビュー戦、1700m距離延長とダート変更した5戦目、スタートで躓いて落馬スレスレで立ち上がりレースをした10戦目でした。


スタートは上手でほぼ毎回良い感じで出るため大きな出遅れは無く、躓いた事で遅れた以外はほぼありません。


競走馬としての弱点は最後の直線で伸び切れない事です。ジリジリは伸びますが、残念ながらスパッと切れる脚が長く使えないのです。


逃げても、好位にいても他馬に突き放されたり、差されてしまう。


9戦目の函館では彼女のポテンシャルを生かし、最終コーナーを回り先頭に出ました。しかし、残り200m辺りでは3馬身差はあったアドバンテージも「レターマイハート」の切れ味のある脚にゴール前で屈しました。

そのレース3着で「グランツベリー」に付いていけなかった「バサラ」は翌週には未勝利を勝ち上がり、8月には一勝クラスも連勝で勝ち上がっていました。

競走馬は実力だけでは無く、運も無ければ勝ち上がれないのです。


前走11戦目でも勝馬の「ルソレイユ」には上がり最速の脚に直線の競り合いに屈しました。


「グランツベリー」の勝ちに恵まれ無い理由のひとつとして、必ず出走レースで強い馬が一頭いるという事です。


11戦目の午後の同条件一勝クラス1000mダートの(雨が降っていましたが…)勝馬のタイムは59.6秒。未勝利で2着の「グランツベリー」のタイムはパサパサのダートで59.5秒で0.1秒勝っているのです。


どれだけ勝ち運が無い馬なのでしょうか…(涙)

「ここは勝ち負けだ!」と2着2回後の10戦目ではスタートが得意な馬なのにいきなり躓いてしまうし…


しかし、競馬の神様はドラマを演出しますね~。3歳未勝利戦のラストチャンスにこのグランツベリーを勝たせてくれるなんて…(涙)


グランツちゃんは距離が持たないから1000mに短縮、ダートが合うと直近では芝を全く使っていない…正直、合わない条件でもラストチャンスだから「文句も言っていられない!」と挑んだレース。

馬もこの一年で成長したのですね。斤量のアドバンテージはあるものの、このギリギリに出走を決めたレースに相性の良い古川奈穂騎手に乗って貰えたのも奇跡です。


レースを何度も繰り返し見てしまいましたが(笑)、1番人気で2着に猛追してきた11番「トラミナー」はスタート直後に少しヨレてしまい回りの馬に先行され、後ろから差す事しか出来ないため、4コーナーでは大外を回す事しか出来ない状況でした。

これもまた枠番に恵まれた感じがします。


クラスは上がりますが、これからも元気に走っている彼女の姿をまだまだ見せてくれそうです。


初勝利おめでとう!グランツベリー!!

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