勝負の世界の厳しさ…

この言葉が適当とは思いませんが、先週の3歳未勝利戦のラストチャンスを見ていると憂いに思う部分もあります。

競争馬は約7000~8000頭が生産され、デビューに漕ぎ着けるのが約6000頭と言われている様です。

ダービーではその「世代の頂点」と言われる栄光の影で、夏競馬最終週の3歳未勝利戦はまさにストレートに言えばタイムリミットの「足切りレース」。


私の出資馬「グランツベリー」は見事にラストチャンスをものにしましたが、同じレースを走っていた広尾TCの「カグヤ」は最下位の結果でした。


これからの運命を二分した結末でした。今年の広尾TCでの3歳馬の勝ち上がり率は50%だった様で二頭に一頭は勝ち上がり出来ていたと、SNSの情報で知りました。


これは勝利を目指す世界での宿命でもあります。勝者がいれば敗者もいる。同じ倶楽部でもこの様な事が起きてしまうのです。


グランツベリーも初勝利を得ましたが、これからは上のクラスでレベルの高いレースを勝ち抜かなければなりません。


その中で負けて行く者は淘汰されて行く事になります。しかしまだ、グランツベリーはJRAで底辺を勝ち上がっただけに過ぎないのです。

1勝クラス、2勝クラスをどれだけ早く勝ち上がれるかがこれからのポイントになって来ます。


グランツベリーの二戦目で中京芝1200mを共に戦い勝ち上がったビックシーザーはどうでしょう?

すでに4勝を上げており、今週末のセントウルステークスで想定で1番人気を背負う程になりました。

グランツベリーと同じ3歳馬でです…

その同じレースで2着、グランツと0.2秒差のファインニードルはその後に2勝して現在は3勝クラスです。


グランツベリーが12戦して勝ち上がるまでに、同じ一年でライバルには大きく引き離されました。

3着だったグランツベリーとビックシーザーのタイム差はかなりありましたが、ファインニードルとはタイム差はそれ程では無いことを考えると、どこでこれだけの差を付けられてしまったのか?不思議です。


今回、グランツベリーは勝ち上がったのでまだ良しとして、先週負けてしまった未勝利馬はこれからどうなるのでしょうか?


華々しく勝利する競争馬の影でセカンドキャリアがある、無しで馬生は大きく変わります。


グランツベリー含め、勝ち上がった競争馬は負けて行った競争馬の分も活躍しなくてはならない使命がありますね。

自分の出資馬が勝った事ばかりを、単純に喜んでばかりはいられないと思った次第でした。

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