驚きの一変が二頭も…

競走馬はデビュー戦だけで見切れませんね。


今までならば競馬新聞を見てデビュー戦で大敗していたら買い目に入れるのは若干気が引けます。

一口馬主をやっていると「いつかは走ってくれるだろう…」という期待感でいますから、出走馬は当然に追いかけています。

金額は大きい、小さいは別にしても出資馬の馬券は必ず買ってしまいますね(笑)


先週末のベランジェール二着や、レイデラルースの二戦目の三着は正直言って出資をしていなければ馬券は買っていないだろうなと思います。


両馬とも前走のデビュー戦は12着と惨敗で、レースでも良いところがまるで無かった…

しかし、そこは厩舎力やノーザンファームの力でしっかり走れる様に調教をして立て直してくるのです。


ベランジェールちゃんは木村哲也調教師が体力が足りない、筋力が足りない、走る気持ちになっていないとナイナイ尽くしで「この馬は今後レースで走れるんだろうか?」と、ネガティブな気持ちにこちらもさせられたぐらい。

しかし、それでも結果は二戦目で2着。しかも、雨の馬場はダメだろうと皆が予想していた中でです。


レイデラルースに於いては三戦目で見事に勝ち上がりました。

ちょっと今までの競馬を見る概念が変わりますよね。


反対に昨年、見事に新馬戦で勝利したシャンドゥレールはその後かなり調整に苦労しているようです。現在は去勢してメンタル面の調子を図っていますが、まだ本来の調子を取り戻してはいません。

この様な事柄を見ていると初戦で勝つと言うのも「華々しさ」は有りますが、敗戦を糧に修正する部分を明確化し、段階的にチャレンジしていった方が競走馬のためになるのではないか?と感じる様になりました。

初戦で勝つとどうしても連勝を期待してしまうから求めるハードルが上がり過ぎてある意味辛いですね。


それと、馬券的には当然ながら負けて人気を落とした時の次走は買い時と言うのも良く分かりました(笑)


木村調教師のコメントが出ていましたが、レース後は故障は無いようだが疲れていて、無理に続戦をさせない方が馬には良いのでは無いか…と書かれていました。

確かに雨のレース後ですし、優先出走権があるとしてもそこには「競走馬ファスト」であると言う考えがコメントからもひしひしと伝わって来ます。


ベランジェールは先々の見通しも良くなって来た様なので、腰を据えてじっくり行くのも良いかも知れませんね。


競馬は何が起こるか分からないから面白い。前走で大敗しても巻き返す事もあるし、圧倒的な勝利を納めても次走で負ける事もある。予測不可能です。

だから、楽しいのでしょうね。

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