グランツベリー収支!?
一口馬主としてどうしても気になるのは収支です。
これから一口馬主をされる方、出資者の方の参考にして頂けたら幸いかと思います。未勝利勝ち上がりのタイミングで一口DBの表記ではグランツベリー回収率指標119%とありますが果たして…
グランツベリーは2口出資していますが、まずは1口で計算してみたいと思います。
合わせて私の場合は昨年4月からスタートしましたので、出資スタートのタイミングにより異なるサンプルとなるのはご理解下さい。
まず支払いの明細を確認し、一口辺りの維持費を算出したいと思います。
2022年4月にスタートした一口馬主。これまで2,000口のグランツベリーにはどれだけリアルに経費がかかり、リアルに賞金を私にもたらしてくれたのでしょうか?
グランツベリーは総募集金額が1,400万の競争馬のため一口辺りで7,000円の出資金がかかります。
そして保険、維持費(飼い葉その他)、会費になります。私みたいに6口出資し、現在は8口と会費を口数で割ると平均的な試算にならならいので、まず一口あたりの会費にて今回は計算します。
グランツベリー(2022/4~2023/9、一年6ヶ月)
①募集金額7,000円/一口
②保険金額(二年分) 381円
初年度保険金額 224円、二年目保険金額157円
③維持費@300円×21ヶ月 6,300円
2022年は@300×12ヶ月 3,600円
2023年は@300×9ヶ月 2,700円
④会費@770×18ヶ月 13,860円
※@770円は一口のみで出資した場合の会費です
2022年は@770×入会月4月~12月で9ヶ月 6,930円
2023年は@770×9ヶ月 6,930円
総費用 27,541円
さて、賞金はいくら稼いでくれたのでしょうか?
今まで分配された金額を整理しました。
①9/18 中京3レース3着 568円
②10/22 阪神2レース4着 346円
③1/22 小倉2レース4着 326円
④2/28 源泉税精算 103円
⑤5/14 新潟2レース4着 349円
⑥6/10 函館1レース4着 317円
⑦6/17 函館3レース2着 819円
⑧7/9 函館3レース2着 819円
⑨7/22 札幌2レース9着 56円
⑩8/27 札幌2レース2着 819円
⑪9/3 札幌4レース1着 2,032円
配当金合計は果たして…
総分配金額は6,554円になりました。
収入6,554円/支出27,541円となり23%の回収率となりました。
で、私をモデルにした場合での収支は…
①募集金額7,000円/一口×2ですが7,000円
2口出資し一口無料で7,000円(広尾4口無料制度利用)
②保険金額(二年分) 762円
2口出資のため381×2で762円
③維持費@300円×2口×21ヶ月 12,600円
④会費@550円×2口×18ヶ月 19,800円
※会費試算は3頭6口出資しているので、3,300円を6口で割り二頭分で試算すると@550×2口
総費用 40,162円
賞金は獲得賞金6,554×2口で先程の金額を単純に2倍。
総分配金額は13,108円になりました。
収入13,108円/支出40,162円となり32%の回収率となります。
やはりこれを見ると維持費、会費のウエイトが高く回収率100%を超えるのは容易では無いのが分かります。
ましてやグランツちゃんは1,400万の馬で比較的安い事を考えると募集価格が高くなれば、なるほど回収率の100%超えはかなり困難な状況になります。
回収と言う目線で考えると未勝利勝ち上がりレベルでは当然無理。おそらく3勝クラス以上で常に掲示板、もしくは重賞を一勝はしないと基本的に出資金、維持費、会費はチャラにもなりませんね…(笑)
ファンドと言っても、競走馬ファンドは儲けを期待しても難しいので止めた方が良いでしょう(汗)
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