願いも虚しく…



先週の土曜日はレイデラルース、ベランジェールの応援もありましたが、今月の10日に逝去された、藤岡康太騎手の献花に伺いました。

競馬が好きな自分にとって何かできるのでしょうか…と悩んでも何も浮かばず、府中に献花台の設置があると言う事で花を手向けて記帳ぐらいはできるかと行動してきました。

遺影となる大きな写真を前に「やすらかに…」と言う言葉しか私には出て来ませんでしたね。


レース事故によって突然失われてしまった命。家族、親族、関係者の方々の悲しみはいかほどか…

しかし、兄でもある藤岡佑介騎手のコメントをみていると悲しんでばかりもいられない、故人のためにも愛していた競馬を盛り上げて行かなくては…という決意を彼のコメントから感じました。


我々、ファンも競馬をこれからも愛し、応援し続けて行く事が、彼の弔いになるのでは無いか…そう感じました。

同時に悲劇を繰り返してはならない。そう願い、康太騎手にはこれからの競馬の安全を見守って貰いたいと思っていた矢先に、その日の福島のメインレースでまたも落馬事故が発生してしまいました。


まさに、藤岡康太騎手と同じ様に馬込みで馬同士の脚が接触して躓き、小幡初也騎手が最初に落馬。避けきれない後続馬も同じくこれに巻き込まれて落馬と、連鎖してしまいました。


後続馬に騎乗していた吉田隼人騎手は激しい落馬事故で、その後の容態が心配されていました。兄である吉田豊騎手のコメントは「命に別状は無し…」とあるものの、落馬の衝撃でくも膜下出血を発症し意識障害がある様です。
記憶障害、言語障害があると言う様な事も書かれています。かなりの重症です。


ひと月の間に何という事か…こんなに立て続けに最悪の落馬事故が発生するなんて、近年では信じられない事です。

もう、これ以上は悲劇が起こらない事を改めて祈るばかりです。吉田隼人騎手の一日でも早い回復を心からお祈り申し上げます。

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