「レイデラルース」九十九里特別リザルト
待ちに待ったレイデラルースにとっての菊花賞トライアルレース「九十九里特別」。私がそう思っていただけ…
単勝オッズは最終3番人気。
ノーザンファーム天栄放牧時、美浦入厩後も順調に乗り込まれて馬自身の体調もかなり良さそう。
チャンスはありそうですが、展開次第と言う感じの馬でもありますから、レースが始まってからの位置取りで全てが決まってしまいそうです。
パドックは落ち着いていましたが、周回を重ねて行くと少しカリカリ?イライラ?して来ている感じに見えました。
レースに向かうのが分かり闘争心が少しずつ表に出て来ている感じなんですかね?
昨年九月の未勝利戦に比べても成長しているのか、ジョッキーが跨っても普通にしています。返し馬も無難に終える事が出来ましたし、ゲートでも大人しく収まっていました。
さて、肝心のレース本番。中山2,500mスタート地点は3コーナー手前で直ぐにカーブ。最内枠を生かしスタートダッシュを決めてハナを切るか?と思っていました。
ゲートが開くと五分の出。
押して前に行くだろ?と思いきやスタート後のダッシュがつかず、先団を見る形に…外枠勢がやたらと前に出て、先団四頭、後ろ七頭と馬群が前後ふたつに分かれました。
これはレイデラルースの今までの勝ちパターンではありませんが、新馬戦で見せた好位から早めに上がって行くパターンもある!と諦めずにレースを見守る。
先団の馬を4頭前に置いて、7〜8馬身差開けて人気馬集団の3番人気レイデラルース、1番人気のアドマイヤサジー、2番人気アイザックバローズ。
向正面ではアドマイヤサジーとレイデラルースは押し上げて先団の4頭にとりつく。
この時に外側にいたアドマイヤサジーは上手く捲って行けたのですが、レイデラルースは窮屈な馬込みに突っ込んで行く感じ…外には今度、アイザックバローズに蓋をされながら3コーナー進出。
前にいた中で唯一粘っている4番人気リンフレスカンテと、4コーナーで外を押し上げて行ったアドマイヤサジー、アイザックバローズを三頭前に見て馬込みの真ん中にレイデラルース。
そして最後の直線追い出しの攻防。
決め手となるキレる脚が無いレイデラルースはジワジワ直線を伸びて追い詰めるも4着でフィニッシュ。
優勝馬とそれほど差の無い競馬をしていましたが、内で垂れてきたリンフレスカンテにはハナ差まで迫るも最後まで交わせませんでした…(涙)
斤量差を考えると展開が向かなかったのもありますが、力負けしているとも言えます。
最後にあれだけジワジワと伸びる脚があるのはスタミナのある証拠です。今後、3,000mのレースも見てみたいですよね。
菊花賞は諦め無ければならないので、自己条件で再出発と手塚先生からのコメントがありました。
菊花賞に登録しても出れないのかなぁ?なんて後ろ髪を引かれる思いですが、実力が足りなければ仕方の無い事です。古馬になってから覚醒して下さい。
良いレースをしてくれたと思うので、じっくり休んで年内にもう1レース勝負して貰いたいですね。
レイデラルース、お疲れ様でした。
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