「グランツベリー」23戦目リザルト
※広尾TCより写真掲載の許可を頂いています
国分恭介騎手がグランツベリーの新たな一面を引き出してくれました。
スタートし逃げるか?と思いきや中団10番手辺りを追走。パトロールビデオではスタートで内にヨレて馬体をぶつけるシーンもありながら、立て直してそのまま最終コーナーへ。
逃げが失敗したか…と思っていたのでズルズル後退するかと思いきや、直線を向いて進路を外に取るか、内に取るか?、外は塞がれているためにインに切り替えす。
まだ、グランツベリーの脚には勢いもあって残り200mでは前にいるピンク帽の二頭を追いかけて「これは3着もあるっ!?」と思ったのも束の間、さらに外から追い込んで来たピンク帽のワンダーキサラに差され、勝馬とは0.1秒差の4着となりました。
グランツベリーにあんな追い込みでキレる差し脚なんてあったのか?…少し驚きました。
全く違う競馬スタイルでの4着は、これからの競馬にも幅がでるので楽しみしかありません。
本当にこの仔には驚かされる事ばかりです。
グランツベリーはスタートダッシュが良い。真面目に最後まで走る。身体が丈夫で連闘が出来るなどキャラで、先行力のある馬でした。ここに、中団からの差し競馬も出来るという自在性がプラスされました。
今回はあれだけ拘っていた逃げを封印し、追い込んで二勝クラスでは最先着の4位と言う結果。
グランツベリーはレースをしながら成長し、強くなる馬ですね。本当に頭が下がります。
今回のレースで新たに開眼したこの走りを、次走にも是非生かして勝利して頂きたいものです。
2025/2/16 小倉競馬場 芝1,200 国分恭介騎手
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